仮想化通信

日本仮想化技術株式会社の公式エンジニアブログ

Ubuntu Xenial (16.04) でOpen vSwitch+DPDKな環境を作る(vHost User Clientモード編)

以前、UbuntuでOpen vSwitch+DPDKを導入してKVMで利用する手順をここで書かせていただきました。 tech.virtualtech.jp tech.virtualtech.jp tech.virtualtech.jp 以前取り上げた方法は全てvHost User Serverモードによって動かす手順です。vHost User Server…

Ubuntu Xenial (16.04) でOpen vSwitch+DPDKな環境を作る(QEMUアップデート編)

以前、UbuntuでOpen vSwitch+DPDKを導入してKVMで利用する手順をここで書かせていただきました。 tech.virtualtech.jp tech.virtualtech.jp 現在Ubuntu 16.04ではOcataリポジトリーを有効にすると、標準パッケージよりも新しいQEMU-KVMパッケージがインスト…

HPサーバーのGen8以降用ディスクトレイのパチモンをeBayで買う

久しぶりにサーバーネタは、HDDトレイのパチモン(偽造品)を買って試すお話です。はじめに言うとトレイは一応使えましたが、言わずもがな使用は自己責任となります。 背景 長らく弊社の検証サーバー機材として活躍してきたHP ProLiant G6世代のサーバーが、…

Canonical Ubuntu MAAS 2.2.0がリリースされた

2017年5月末にMAAS 2.2がリリースされたので、早速試してみました。 MAAS 2.2 リリースノート Canonical Ubuntu MAAS 2.2は現在MAAS Stable PPAで公開されており、Ubuntu 16.04.x Serverで利用するには次のようにリポジトリーを有効化する必要があります。 $…

VMware ESXiやWorkstationとFusionに非常に深刻な脆弱性、アップデートパッチが公開される

以下のNEWSGAIA社のニュースサイト「Security NEXT」による報道について、調べてみました。 www.security-next.com この問題はCVE-2017-4902, CVE-2017-4903, CVE-2017-4904, CVE-2017-4905で報告されている脆弱性で、修正プログラムは2017年03月28日にVMwar…

Ubuntu Xenial (16.04) でOpen vSwitch+DPDKな環境を作る(後編)

[2017/7/6 追記] 大幅に内容を書き換えました。 tech.virtualtech.jp Ubuntu XenialでOpen vSwitch+DPDKな環境を作る(前編) の環境ができたら、次にOpen vSwitch+DPDKをLinux KVM仮想マシンで使ってみます。 Linux KVMのインストール Linux KVM環境を構築し…

Ubuntu Xenial (16.04) でOpen vSwitch+DPDKな環境を作る(前編)

Open vSwitch+DPDKが今、熱いようです。 早速、Ubuntu XenialでOpen vSwitch+DPDKな環境を作ってみることにしました。次のバージョンのUbuntuを使って動作確認しました。 $ cat /proc/version_signature Ubuntu 4.4.0-53.74-generic 4.4.30 $ cat /etc/lsb-r…

UbuntuでOpen vSwitchをLinux KVMのブリッジとして使う

UbuntuにOpen vSwitchをインストールする UbuntuでOpenvSwitchを利用するには次のようにパッケージを入れます。 Ubuntu 16.04.xではLTS版のOpen vSwitch 2.5系がインストールできます。 $ sudo apt update $ sudo apt install openvswitch-switch openvswitc…

MAAS 2.1.0がリリースされた

2016年11月9日にMAAS 2.1がリリースされたため、インストール済みだったMAAS 2.0からアップグレードしてみました。 次のように実行して再起動しました。無事MAAS 2.1にはなりましたが、MAASイメージの再インポートが必要でした。 $ sudo add-apt-repository …

VMWare FusionのRetina対応とWindows 10 Anniversary updateと

VMware Fusionは結構前のバージョンからRetinaに対応しています。 先日、仕事用環境を一新してもらい、MacをRetina対応のMacBook Pro 13inchに、モニターを4K対応にしてもらったのを機にVMware FusionのVMもRetinaモードで使い始めました。新しいMacでもWind…

OpenStack 構築手順書 Mitaka 版(Think IT Books)のご紹介

はじめまして 技術ブログでははじめまして。平(Twitter:@mana_cat)です。 サーバーエンジニア、クラウドエンジニア、フリーランスを経験して今年4月に入社しました。二人の子どもを保育園に預けて時短勤務で働いています。 趣味はカメラと自宅IoTです。今後…

Hyper-V Server 2012 R2のリモート管理について

Hyper-V Server 2012 R2をインストールして、Windows Server 2012 R2のHyper-V Managerを使ってリモートのHyper-V Server 2012 R2に仮想マシンを作ろうとすると、仮想ディスクの作成時に「予期しないエラーが発生しました」というエラーが出てしまい、ディス…

社内GitLabをアップデートした

昔なんとなく立てた社内GitLabが立ててからだいぶ経ったような気がしたので、アップデートしました。最近のGitLabはあの特徴的なアイコンがモダンな感じになって良いですね。 さて、前のバージョンが6.4.3という古めのバージョンで、昔の手順(Chef Soloかな…

Minecraftに釣られて始めるDocker入門

今朝ごろからTwitter上でDockerCraftなるものが話題のようです。Dockerがリリースした、Minecraft上でDockerコンテナのステータスが確認できるものだとか。 実は私、今までなんとなくDockerを避けてきたのですが、ネザーで天井の岩盤から床の岩盤までぶちぬ…

vagrant boxのイメージURLとしてローカルのWebサーバーを参照する方法

Vagrantが非常に便利で、最近よく使っています。 vagrant upとやると通常は登録済みのboxイメージを使うのですが、未登録の状態でvagrant upを実行するとhttps://atlas.hashicorp.com/hogehoge...からダウンロードします。非常に便利な仕組みなのですが、イ…

MAAS1.8でESXi VMを仮想ノードとして追加する

MAAS 1.8でKVMのほかESXi 5.5のVMを仮想ノードとしてMAAS 1.8で使うことができるようになりました。早速弊社でも試してみました。 構築するためのドキュメントは公式ドキュメントがあるので、要点だけまとめると次のような感じです。 [2016/6/24 追記] MAAS …

OpenStack SwiftだけをRDO PackStackで構築する

OpenStack Swiftを簡単に試すにはKeystoneとSwiftが最低限必要です。この二つくらいなら公式の手順書に従ってマニュアルインストールしてもいいのですが、手を抜けるところはとことん抜きたい人なのでRDO Packstackを使って構築することにしました。 基本的…

OpenStack KiloのバックエンドDBとしてPostgreSQLを使う

OpenStackはMySQL、MariaDBだけでなく、PostgreSQLをバックエンドDBにすることもできます。しかし、公式の手順書はMariaDBをベースに書かれていますし、PostgreSQLを使う手順が纏まっている情報が見つけられなかったので調査してみることにしました。ちなみ…

Vagrantで複数の仮想マシンをいっぺんに作る

Vagrantで仮想マシンを作るには、ディレクトリーを掘って、vagrant initをして設定ファイルのサンプルを作って、その設定を書き換えてvagrant upといった一連の作業を行います。数台であればこれの繰り返しでいいのですが、ディレクトリーの移動が面倒ですよ…

MAASを稼働させている環境でシステムアップデートをする場合の注意

Canonical MAASの1.8がリリースされました。ChangeLogを見ればわかるように、前バージョンの1.7と比べ、数々の修正が行われています(設定も含む)。 使い勝手などはおってここで取り上げたいと思いますが、MAASのPPAを追加してあたらしいバージョンのMAASを使…

CentOS 6.6で簡単に使えるUSB接続無線LANアダプタ

うちで使っている研修用ノートPCには、コストをケチったおかげで無線LANがついていません。 よく、トレーニングの受講者さんとか、ちょっと検証するときに有線LAN接続が面倒だな〜、と思っていて、USB接続の無線LANアダプタをつけようと思っていたのだけど、…

MacにVagrant環境を作る

MacにVagrantの環境を作ったらなかなか便利だったので、再度環境を構築する時のためにここに書き留めておきたいと思います。 まずは必要なものをダウンロードして、インストールします。 Vagrant VirtualBox (Vagrant 1.7.2は4.0, 4.1, 4.2, 4.3をサポート) …

Dockerのストレージ検証

Dockerコンテナーのデフォルトのストレージは遅いという話をよく聞くので、実際にどれくらい差があるのか調査してみました。Fedora 21でDocker 1.6環境を構築してコンテナーを起動し、コンテナー内でdbenchを実行しました。5/26にFedora 22がリリースされま…

vSphere ESXi 6.0へのアップグレードについて

前回はvSphere 6の変更点について取り上げました。今回は旧バージョンからのアップグレードについて書きたいと思います。 VMware ESXi(以降ESXi) 5.xからESXi 6.0へのアップグレードについては、公式マニュアルの「vSphere のアップグレード」ガイドにあるよ…

HP Moonshot 1500でDockerコンテナーをたくさん動かしてみた

先日、Dockerの検証機材としてHP Moonshot 1500とProLiant m300 Server Cartridge、ProLiant m710 Server Cartridgeをお借りしてDockerとKVMの性能比較などいろいろ行いました。 お借りする期間を延長していただけたので、もう少し触ってみることにしました…

RDO PackstackでOpenStack Kiloの構築

RDO PackstackでOpenStack Kiloの構築をしてみました。 RDO PackstackはRHELやCentOS、FedoraなどでOpenStack環境をデプロイできるデプロイツールのひとつです。これを使って、Havanaの頃から代々検証環境をデプロイしていますが、なかなか便利なツールで私…

VMware vSphere 6.0の評価をはじめました

VMware vSphere 6.0がリリースされてから数ヶ月経ってしまいましたが、先日ようやく触り始めることができたので個人的に気になる所をここに書いておきたいと思います。 1.仮想マシンハードウェアバージョンがデフォルトで11に VMwareはWindows用のvSphere Cl…

Oracle Linux 7のクラウドイメージを自作してOpenStackで使う

【8/27/2015更新】Oracle Linuxのクラウドイメージは現在、Oracle Software Delivery Cloudで公開されています。EL6系とEL7系のクラウドイメージが利用可能です。ログインユーザーはcloud-userでした。 Oracle Linuxには公式のクラウドイメージがなく、自分…

RHEL7.1のKVM用公式QCOW2イメージにパスワードを設定する

KVM

RHEL7.1のKVMを試してみようと思い、インストール用ISOイメージのほか、公式QCOW2形式イメージをダウンロード。早速VMを作って喰わせてみたけど、パスワードが設定されていない! 色々と探してみたけど、やはり設定されていないのは間違いなく、シングルユー…

debian/ubuntuでCPANのモジュールをaptでいれる

debian/ubuntuでCPANのモジュールをaptでいれるには、以下の命名規則で探すと良いでしょう。 lib<パッケージ名(::は-に置き換え)>-perl たとえばArchive::Zipの場合、libarchibe-zip-perlとなります。 ……ということを知らずに、apt-get install perl-で補完…

RHEL7+Docker+Apacheでコンテナがうまく動かない件

RHEL7上でDockerのコンテナを動かす検証をしていたところ、Apache Webサーバーが正常に動作しない問題が発生しました。 あれこれトラブルシューティングしていたところ、tmpfs上に作成される/run/httpdというディレクトリが存在しないのが原因のようです。以…

Google Authenticatorを使ったSSHのワンタイムパスワード認証の設定(CentOS 7)

SSHへの接続は秘密鍵・公開鍵認証を設定して行うのが基本ですが、万が一秘密鍵が盗まれてしまうと、パスフレーズでしか守られていない秘密鍵では総当たり攻撃で第三者が不正にサーバーに接続できてしまうことになります。 この問題に対応するために、SSHサー…

Zabbix 2.4のグラフの日本語が豆腐なのをなんとかする

Zabbix 2.4をUbuntu Serverでインストールしてグラフも表示されて良かったのですが、グラフの一部が文字化けていました。 Webを検索して見つけた情報を元にコマンドを実行した所、 # alternatives --display zabbix-web-font コマンド 'alternatives' は見つ…

Metal As A ServiceソフトウェアのCanonical MAASを使ってみました

MAASとはなにか MAASとは、Ubuntuを開発・支援しているCanonical社のMetal As A Serviceを実現するソリューションです。オープンソースで開発されており、必要であればサポートを要求することもできます。 MAASにより、物理および仮想ノードを一元管理できま…

Mac OS Xに対してリモートログインする

日本仮想化技術では、スタッフの誕生日に皆でケーキを食べる習慣があります。同じ月に複数のスタッフがお誕生日の場合には、どっちかの日に寄せるか、真ん中あたりにするか、という感じで、皆毎回楽しみにしています。 さて、今日もそんな3月の誕生日会ケー…

個人的に「コレジャナイ」感が漂う新型MacBook 12"

Apple Watchは華麗にスルーすることにして、一緒に発表された新型MacBook 12"について、少し個人的な所感をまとめておきたい。 一番の注目はUSB-Cポートを1つだけ備える、という形で、iPad並みにポート数を減らした格好だ。もしポート増設したかったら、マル…

TechTargetの「●マンガ『ここが変だよ日本企業』」に出演しました

日本仮想化技術株式会社の代表取締役である宮原が、TechTargetの「●マンガ『ここが変だよ日本企業』:情シスの報われない苦労」に出演しました。 マンガの外側でイラストになって解説として出演している他、日本仮想化技術で作成したDell PowerEdge FXの評価…

ベアメタル勉強会のフィードバックを社内的にしてみた

先日のベアメタル勉強会のフィードバックを、緊急(?)社内勉強会を招集して、行ってみました。 クリエーションラインの森さんの資料をベースに、疑問点をnova-baremetalを開発した中の人に色々と確認してみる。以下、箇条書き。 Ironic Python Agent、今は…

Ingress始めました&ゲームを支える仕掛けを想像する

遅ればせながら、Ingressを始めました。理由は運動不足解消と、昨年夏ぐらいから最近右脚の調子が悪くてあまり歩いていないのも良くないと思い、ウロウロと歩き回ろうと思ったわけです。実際、先週末から始めて、土曜日日曜日と出不精だった私が、ちとその辺…

Amazon Web Services (AWS)環境でデスクトップ仮想化を構築しよう!

公開から少し時間が空いてしまいましたが、AWS上にXenApp環境を構築する方法について、弊社遠山が記事を書かせていただきました。 こちらがメイン記事。Citrix社さんのインタビュー記事へのリンクなどもあります。 http://www.desktop2cloud.jp/trend/it/aws…

2015年 年頭の辞

2015年 年頭の辞 新年あけまして、おめでとうございます。 日本仮想化技術株式会社は、昨年末に設立8周年を迎えることができました。その前の助走期間1年を含めると、今年は実質10年目にあたる節目の年でもあります。社員一同、初心を忘れずに邁進して参りた…

日本仮想化技術株式会社は設立8周年を迎えました

日本仮想化技術株式会社は本日、設立8周年を迎えることができました。毎年、無事にこの日を迎えられることができ、支えていただいている皆様への感謝でいっぱいとなります。 2014年は、クラウドが一般化し、オンプレミスとパブリックを混在利用する「ハイブ…

Parallels Desktop 10のネットワーク設定がバグっていたら

ゴミ箱Mac ProとParallels Desktop 9の相性が最悪だったのですが、10が出たら快適になりました。ただ、変なところでバグっていてはまったので、備忘録を兼ねて。 Parallels Desktopは共有ネットワークとホストオンリーネットワークの設定を環境設定から行え…

Yosemiteのクリーンインストールに失敗したら

先週末からMac OS X 10.10 "Yosemite"がリリースされました。さっそく自宅の検証用MacBook Airにインストールしようとしたら、「この OS X Yosemite インストール アプリケーションを検証できません。ダウンロード中に破損したか不正に変更された可能性があ…

HP ProLiantサーバーのBIOSの時間を短縮する

ここ最近(G6世代以降)のHP ProLiantサーバーでは、各種テストや初期化などのいわゆるPOST時間がかかるようになり、2分前後になっています。G5世代(DL380 G5のデフォルト設定で計測)が1分前後で完了していたことを考えると、約2倍というのはちょっと辛い…

長さが足りないレールを無理やりラッキング

おおうちです。 いままでラック(20U)の上にそのまま載せていたネットワークスイッチ用に、レールキットを購入してもらいました。スイッチはProCurve 2824で、遠い昔に掲載したProCurve 2848スイッチの24ポートバージョンです。しかし、筐体サイズは大差な…

HPサーバー:ディスクレス環境なのにドライブエラー?

お客様の環境にて運用中のHP製サーバーのESXi環境で、ファームウェアを更新したあとからドライブに関するエラーが表示されるようになってしまいました。しかし、ディスクレスで稼働させて共有ストレージを使う構成でしたし、他のホストではストレージに関す…

VMware vSphere 5.1に対応した書籍を出版しました

弊社より、VMware vSphere 5.1に対応した書籍を2冊出版いたしました。技術評論社、秀和システムよりそれぞれ発売中です。どうぞよろしくお願いいたします。 VMware ポケットリファレンス 〔VMware vSphere 5.1対応〕posted with amazlet at 13.04.04田口 貴…

HP DL380p Gen8にSmartArrayキャッシュを取り付け

HPの現行サーバーである、ProLiant DL380p Gen8サーバーを夏に購入して、検証機として使用しています。最近行っている検証がローカルストレージのパフォーマンスを求める内容だったため、購入当初は付けていなかったSmart ArrayのFBWCキャッシュモジュールを…

VMware ESXi 5.1にvSphere Clientでデータストアの追加をすると内部エラー

VMware ESXi 5.1にvSphere Clientでデータストアの追加をすると、以下のようなエラーメッセージが出てしまいます。 「vSphere Clientで内部エラーが発生しました。 詳細:入力文字列の形式が正しくありません。」 対処方法はこちらの参考記事に書かれていま…