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仮想化通信

日本仮想化技術株式会社の公式エンジニアブログ

仮 想 化 通 信 Vol.002 (2009/12/09発行)

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  日本仮想化技術株式会社メールマガジン

      仮  想  化  通  信     Vol.002 (2009/12/09)

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□■ ヤフオクで揃える仮想化インフラ(2)
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さて、今回はサーバーマシンを購入する際の選定ポイントをお話しします。

私がヤフオクでサーバーを見るとき、チェックするのは以下のポイントです。

・価格
当然ながら、ヤフオクで購入するのは価格重視だからです。相場よりも安いと思われ
る物を探すには、日々チェックをして、どれぐらいの価格で出品や落札が行われてい
るかを見ておく必要があります。これはオークション全般で言えることです。

・コンディション
サーバー機の場合、「未使用新品」「中古」「ジャンク」の3種類に大別できます。
意外と型落ち機種の未使用新品が出品されていたりします(出品者もある程度限定さ
れるので、流通在庫を仕入れてくるルートがあるのでしょう)。オークション初心者
は未使用新品を中心に見ることをお勧めします。

・ハードウェア構成
CPUやメモリなどをチェックします。サーバー機はほとんどがディスクレスなので、
新品未使用の場合、HDDを別途調達する必要がありますが、これが意外と高い。たと
えばHDDをバルク品にするとしても、サーバー機はホットスワップ型がほとんどです
から、別途ディスクトレイを用意する必要があります。トレイだけ購入も出来ますが、
1個5000円ぐらいするのでトータルで結構いい値段になります。このあたりまで勘案
すると、ディスク付きの中古を検討する価値が出てきます。CPUやメモリも、後から
増設するのは意外と大変です。特にCPUは専用のヒートシンクが必要となります。型
落ちの場合、デュアルコアがほとんどなので、検証程度ならば十分ですが、沢山仮想
マシンを動かしたいのであれば、最初から2プロセッサ搭載のものを狙うのも手です。
メモリが意外と単品で出品されています。特にあまりがちな512MBモジュールは流通
量も豊富です。8枚で4GB構成にできるので、検証レベルならば十分でしょう。1GBや
2GBモジュールも出物があったりするので、根気よく探しましょう。その際に、メモ
リ速度の仕様を十分チェックして下さい。

・あえてジャンクを狙う
これは中級者向きのテクニックですが、出品者がジャンクと思っていても、実は動い
たり、パーツだけ取り外して使うことも可能です。たとえばRAIDコントローラーのキ
ャッシュなど、単品で購入すると高い物も、ジャンク品から外して使うと激安で購入
できたりします。出品者によってはパーツだけ外しての落札もOKしてくれる場合があ
るので、ピンポイントで交換して強化したいパーツなどがあるようなら、ジャンク品
の中から探してみるのも良いでしょう。
同様に、動作品からCPUやメモリ、HDDなどのパーツ取りも可能です。柔軟な思考が要
求されるでしょう。

オークションは無保証、ノークレーム、ノーリターンの世界なので、たまには外れも
つかまされることもあります。それでも本番環境の機材調達で失敗するよりはダメー
ジが少ないのも事実。仮想化環境の構築は適切な物理環境調達から始まります。練習
のつもりで色々と試してみるといいのではないでしょうか。(宮原)


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□■ 仮想化ひとくちメモ
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仮想化に関係する話題を簡単にピックアップしていく、仮想化ひとくちメモです。

●ライブマイグレーションをサポートしたVirtualBox 3.1.0がリリース
Sun Microsystemsがリリースしている「VirtualBox」ですが、先日ライブマイグレー
ション機能(teleportと呼んでいる)がサポートされた3.1.0がリリースされました。
Hyper-V 2.0でもサポートされたライブマイグレーションですが、ホストOS型の仮想
マシンソフトウェアでサポートされたのは初めてではないでしょうか?
ライブマイグレーションの条件として、共有可能なストレージが必要ですが、
VirtualBoxの場合、Windowsでも動作することからCIFSサーバーで仮想ディスクを共
有して動かすこともできるようです。VMwareXenなどはNFSですし、Hyper-ViSCSI
なので、ストレージの用意が面倒でしたが、CIFSサーバーなら一般的なNASWindows
のファイル共有でもOKなので、環境が構築しやすいですね。
仮想化友の会メンバーの報告によると、正常に動作しているとのことです。私も時間
を見つけて、Mac OS X版で試してみようと思います。(宮原)


■□ 技術部コラム(1)
□■  Windows Server 2008 R2 に Virtual Center をインストール
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技術部の大内です。このコーナーでは、日々の業務で見つけたTipsやノウハウ、小ネ
タなどをお届けしていくつもりです。

さて、今回はWindows Server 2008 R2に、Virtual Centerをインストールするお話で
す。あっさりインストールできて欲しかったところですが、なにか色々とつまづいた
ので、こちらの話題をお送りします。

Virtual Centerのインストール中、次のようなエラーが表示されて、インストールが
中止されてしまいました。環境は、Windows Server 2008 R2 64bit版、Virtual -
Centerはバージョン 4.0.0 Update1 (最新)です。

  Error 28038. Setup cannot create vCenter Server
  Directory Services instance.

これに対する対応方法はVMwareのサイトに掲載されていました。しかし、それだけで
は解決せず、VMwareのフォーラムに寄せられた別の情報で問題を解決することができ
ました。以下に手順を示します。

(1) Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サービス(AD LDS)をインスト
  ールする。(64bit版は標準でインストールされているため、作業は不要)
(2) C:\Windows\System32\ldifde.exeを、C:\Windows\ADAMにコピーする。

(1)がVMwareのナレッジベースおよびフォーラムによる情報、(2)がフォーラムからの
情報になります。

しかし、別の環境で再現テストをしたところ、再現しなかったため、もしかすると
Windowsのパッチの有無による影響などがあるのかも知れません。一方で、フォーラ
ムではldifde.exeのコピーで解決していない方もいらっしゃる(?)ようです。……と
もかく、同じくつまづいてしまった方にとって、何かの参考になれば幸いです。
                                                                      (大内)

参考URL: 
  http://kb.vmware.com/kb/1013822
  http://communities.vmware.com/thread/211289


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□■ あ と が き
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今回の仮想化通信はいかがでしたでしょうか?
さて、来年のお話になるのですが、2/6(土)に仮想化セミナー開催を開催予定です。
詳細は次号の中でお知らせしますので、どうぞお楽しみに!

★次回の仮想化通信は12月24日を予定しています(クリスマスですね!)。


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