仮想化通信

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MAAS 2.1.0がリリースされた

2016年11月9日にMAAS 2.1がリリースされたため、インストール済みだったMAAS 2.0からアップグレードしてみました。 次のように実行して再起動しました。無事MAAS 2.1にはなりましたが、MAASイメージの再インポートが必要でした。

$ sudo add-apt-repository ppa:maas/stable
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade

MAAS 2.1ではMAASの利用に必要ないくつかの設定を事前に設定できる、初期設定ウィザードが実装されていました。 また、オートディスカバリー機能が実装され、定期的に現在、ネットワーク上で使われているIPアドレスとハードウェアを視覚化できるようになりました。

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MAASイメージの設定画面も改良されており、Ubuntuの各リリースのほか、CentOS 7とCentOS 6のイメージも個別に選択してインポートできるようになりました。

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そのほかにも設定画面は色々と改良が行われていますが、私が一番嬉しかったのはここです。 ストレージのQuick Erase機能が実装されたことです。これでリリース後のEraseにものすごい時間がかかったり、時間がかかるからといって設定をオフにしないで済みます。 また、セキュアなEraseについてもこのバージョンで実装されています。

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MAAS 2.1.0のChangelogはまだ更新されていませんが、修正されたバグの一覧はこちらで確認できます。

特にMAAS 2.0にあった、「IPアドレスが使われなくても確保し続けてしまうバグ」LP:#1615686 が修正されているのがこのリリースのポイントです。早速、弊社内の私のMAAS環境は更新してしまいました。