HP ProLiant MicroServerの主な用途からは外れていますが、その限界を知るためにNANDフラッシュメモリベースの高速なストレージであるFusion-io ioDriveを拡張スロットに挿してベンチマークしてみました。
※もちろんサポートが受けられる構成ではありませんので、ご注意ください。
ベンチマーク環境
- HP ProLiant MicroServer
- Fusion-io ioDrive 160GB(SLC)
※ioDriveはPCI Express 16xのスロットに挿しています。
MicroServerのメインボード + ioDrive
MicroServer + ioDriveの後ろ姿
デバイスマネージャ画面
ベンチマーク結果
- Windows Server 2008 R2 上でベンチマークソフトウェア Iometerを使った計測結果です。
- 4KBランダムリード 56051 IOPS
- 4KBランダムライト 34168 IOPS
- 1MBシーケンシャルリード 657.4 MB/s
- 1MBシーケンシャルライト 552.7 MB/s
- Windows Server 2008 R2 上でベンチマークソフトウェア CrystalDiskMarkを使った計測結果です。
総評
ベンチマーク前は、もっとダメダメな結果を予想していましたが、それなりの性能をMicroServerが引き出してくれました。限界は予想以上に高かった。
とはいっても、やはりこの構成ではCPUやネットワークがボトルネックになってしまいますので、ioDriveはもっと高性能なサーバで使ってあげて下さい。