仮想化通信

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HP ProLiant MicroServerでFusion-io ioDrive

HP ProLiant MicroServerの主な用途からは外れていますが、その限界を知るためにNANDフラッシュメモリベースの高速なストレージであるFusion-io ioDriveを拡張スロットに挿してベンチマークしてみました。

※もちろんサポートが受けられる構成ではありませんので、ご注意ください。

ベンチマーク環境

  • HP ProLiant MicroServer
    • CPU  AMD Athlon™ II NEO N36L (1.3GHz Dual Core)
    • メモリ 8GB (DDR3-1333 を800MHzで利用)
    • HDD SATA 2TB x 4
  • Fusion-io ioDrive 160GB(SLC)

※ioDriveはPCI Express 16xのスロットに挿しています。

MicroServerのメインボード + ioDrive

MicroServerのメインボード + ioDrive

MicroServer + ioDriveの後ろ姿

MicroServer + ioDriveの後ろ姿

バイスマネージャ画面

デバイスマネージャ画面

ベンチマーク結果

CrystalDiskMark結果 CrystalDiskMark結果

総評

ベンチマーク前は、もっとダメダメな結果を予想していましたが、それなりの性能をMicroServerが引き出してくれました。限界は予想以上に高かった。

とはいっても、やはりこの構成ではCPUやネットワークがボトルネックになってしまいますので、ioDriveはもっと高性能なサーバで使ってあげて下さい。