仮想化通信

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vagrant boxのイメージURLとしてローカルのWebサーバーを参照する方法

Vagrantが非常に便利で、最近よく使っています。

vagrant upとやると通常は登録済みのboxイメージを使うのですが、未登録の状態でvagrant upを実行するとhttps://atlas.hashicorp.com/hogehoge...からダウンロードします。非常に便利な仕組みなのですが、インポート途中にネットワークエラーがよく発生してインポートが切断されることが多いようです。

どうにかならないものかとマニュアルを見たら、「config.vm.box_url」というパラメーターを見つけました。ローカルのファイルを指定するとそれを使うことができるようです。でもできればローカルに大きなファイルを常時置いておくことは避けたい。社内のWebサーバーに置いたファイルを使えないかと調べたらこんなページを見つけました。file://の他にhttp://hogehogeも指定できるんですね。

と言うわけで、次のようにVagrantfileに書いて、vagrant upしました。指定したURLからダウンロードして起動することができました。なるほど、なるほど。

  config.vm.box = "centos/6"
  config.vm.box_url = "http://YOUR-SERVER.local/vagrant/centos66-minimal-x86_64-20150602.box"