仮想化通信

日本仮想化技術株式会社の公式エンジニアブログ

Ubuntu 22.10でSSHサーバーの待ち受けポートを変更するには

2022年10月21日(日本時間)、Ubuntu 22.10 Kinetic Kuduがリリースされました。 主な変更点についてはリリースノートを参照して頂きたいのですが、一般的なユーザーにとって影響するであろうポイントは、SSHサーバーがsystemdのSocket-Based Activation経由で…

MIRACLE LINUX 8.4のOpenStackイメージを作成して使う

私はアプリケーションや環境構築のテストをするときにOpenStackインスタンスの上で実行するのをよくやります。 単純なアプリケーションを実行したり、kubeadmなどを使ってKubernetesクラスターを動かして色々な実験をしたり、DockerやPodmanコンテナーでアプ…

IPv4/IPv6でサービスを動かすコンテナイメージを使ってKubernetesで実行

連載目次 KubernetesクラスターでIPv4/IPv6 Dual-stackサポートを有効にする IPv6チェック用のイメージを作成する IPv4/IPv6でサービスを動かすコンテナイメージを使ってKubernetesで実行 (今回) イメージを使ってアプリケーションを実行してみる 前回、テス…

IPv6チェック用のイメージを作成する

前回は、IPv4/IPv6 Dualstackを設定したKubernetesの環境構築を行いました。 tech.virtualtech.jp 今回は「IPv6チェック用のイメージを作成する」という内容で、書いてみたいと思います。 内容 KubernetesクラスターでIPv4/IPv6 Dual-stackサポートを有効に…

KubernetesクラスターでIPv4/IPv6 Dual-stackサポートを有効にする

Kubernetes(正確にはクラスタネットワーク)はデフォルト設定はIPv4のアドレスのみを利用するようです。 とある案件で必要になったため、KubernetesのIPv6周りを調べることにしました。 今回の内容は3回に分けてブログにしようと思います。 内容 Kubernete…

Podman Desktopを触ってみる

Podman Desktopはアプリケーション開発者向けのコンテナ実行環境とKubernetesを提供するソフトウェアです。WindowsとmacOS、Linuxに対応しているようです。 現在は0.0.6が最新のバージョンです。 podman-desktop.io Docker Desktop有料化からおおよそ一年が…

Kubernetes 1.25でデフォルト有効化された「SeccompDefault」機能で「RuntimeDefault」を試してみる

本記事について この記事で書かれている内容はRestrict a Container's Syscalls with seccompをベースにしていました。このドキュメントのうち前半の指定した任意のSeccompプロファイルを使ってPodを作成する機能は1.25でデフォルトで使えるようになった機能…