仮想化通信

日本仮想化技術株式会社の公式エンジニアブログ

Ubuntu MAASでプロキシーサーバー「approx」を使う

今回はMAASの話をしたいと思います。 MaaS (Mobility as a Service)のほうではなくて、MAAS (Metal as a Service)のほうです。 MAAS Logo MAASはCanonicalが開発する、簡単に言うとサーバーの管理とOSのプロビジョニングを行うことができるツールです。 公式…

Ubuntu VMを簡単に作成できるMultipassでmicrok8sやk3sを動かしてみた

CanonicalがMultipassというツールをリリースしていたので触ってみました。 multipass.run 触ろうと思ったきっかけは偶然次のような記事を見つけたためです。 medium.com Multipassを使ってUbuntu VMを作ってその中でKubernetesとか動かしたら便利っぽいな?…

kubeadmでKubernetes 1.16 + Kata Containerを使ってみた

前回、Jujuを使ってKubernetes + Kata Containerの環境をつくってみました。 tech.virtualtech.jp 今回は、ContainerdとKata Containerをインストールして、kubeadmでK8sをデプロイしてKata Containerを使う方法をご紹介します。 Containerd を入れる方法 Ku…

Juju/MAASでKubernetes 1.16 + Kata Containerを使ってみた

しばらくJuju/MAASは触っていなかったのですが、先日次のリリースノートの「Kata Containers support」というところを見て、早速ためしてみようと思いました。 ubuntu.com ちなみにKata Containerについては、次のドキュメントを見ればすぐわかると思うので…

マルチノードでmicrok8sを触ってみた

前回次のような記事を書きました。 tech.virtualtech.jp 今回はマルチノードを試してみます。というのも、公式サイトの一覧に「Clustering (BETA)」という記述があるのに気がついたからです。 microk8s.io microk8sはいろいろな環境で小さなK8sを動かすため…

microk8sを触ってみた

ちょっとKubernetesを触りたいときの手段は色々ありますが、microk8sも割と便利なので、簡単な使い方をまとめてみたいと思います。 microk8s.io インストール方法は簡単で、Ubuntuをインストールして sudo snap install microk8s --classic を実行するだけで…

Kubernetes 1.16でYAMLではまる

最近、Kubernetes 1.16を使い始めました。ただ、Kubernetes 1.15まで問題なく動いていたYAMLファイルを使ってPodを作ろうとすると、なんかうまくいかないのでおかしいなと思ったのですが、APIがとうとう削除されたのが原因でした。 github.com ChangeLogをき…

ローカルのDocker Registoryをk3sで構築したKubernetesで利用する方法

ネットワークの都合とか、利用するイメージの都合でDocker Registoryをローカルに構築して使うというシチュエーションがあります。 KubernetesのランタイムとしてDockerを使っている場合は、Dockerのdaemon.jsonにinsecure-registriesを設定する方法があった…

コンテナーでLチカしてみる

今日は誰に役立つかわからないネタです。 Pi-Stopを複数借りることができたので、OSCのラズパイクラスターのデモ用にKubernetes上のPodでアプリを動かすとLEDがピカピカいうのを試してみたいなと思い、試してみることにしました。 用意するもの microSD Rasp…

microk8sでGPUコンテナーを使う環境を整える

先日ブラブラとサイトをみていたら、microk8s + GPUが割と楽しそうだったので試してみました。 ちなみに30分くらいで動かせました。 参考にした情報 https://microk8s.io/docs/ https://ubuntu.com/blog/using-gpgpus-with-kubernetes https://towardsdatasc…

Rancher2のMulti-Cluster Appsを試してみた

Multi-Cluster Apps機能でデプロイしたWordPress Rancher2.2から追加された機能であるMulti-Cluster Appsを試してみました。 これまでのバージョンでは管理下のクラスター「ごと」にアプリケーションカタログ機能を使って、アプリケーションを選んでデプロイ…

k3sをGitLabのCI/CDで使う

GitLabにはCI/CDを実行する機能が標準で搭載されています。 あとはRunnerというものを追加してGitLabと紐づけすることで、CI/CDを実現することができます。 最近のGitLabはKubernetesと連携する機能も標準で搭載されており、関連付けしたKubernetes上でRunne…

Rancher2にrkeでデプロイしたKubernetesノードをインポートして使う

前回、rkeを使ってKubernetesをデプロイしました。 tech.virtualtech.jp というわけで、今回はデプロイしたKubernetesをRancher 2にインポートして使ってみます。 Rancher 2のデプロイとノードのインポート まず、Rancher2を用意します。RancherはDockerがホ…

rkeを今更ながら触ってみた

【2019年9月5日15:00追記】若干修正しました。 【2019年9月5日18:00追記】若干修正しました。 【2019年10月1日19:00追記】/rke/releases/tag/latestがなくなっていたので修正しました。その他、若干修正しました。 これまで、Rancher LabがOSSで開発している…

OpenStackを使用したGPU仮想化IaaS環境 構築事例紹介

昨今、人工知能やVRコンテンツ等の発達によりGPUリソースの需要が高まっています。 OpenStackを使ってGPU仮想化インスタンスを提供するIaaS環境の概要と、構築時や運用後にはまりやすいポイントをまとめました。

k3OSを使ってみた

以前、このブログでk3sを取り上げたと思いますが、k3sは何らかのOSの上でk3s Serverもしくはk3s Agentを動かす必要がありました。 それでも十分便利ではあったのですが、その後Rancher Labが新たに「k3OS」というものを発表していたので、そのうち試したいな…

RancherOS + RancherでNvidia Dockerホストを使ってみた(後編)

前回はNVIDIA Dockerを使えるようにするところまでを行いました。 tech.virtualtech.jp 前編でRancherとGPUコンテナーを実行可能なノードは用意しましたので、今日はまずRancherにホストを登録してみます。 Rancherにホストを追加する Rancherにブラウザーで…

RancherOS + RancherでNvidia Dockerホストを使ってみた(前編・構築編)

RancherOS + RancherでNvidia Dockerホストを使ってみました。 これまでの検証でコンテナーでGPUを使うことはできるようになったものの、もう少しわかりやすくコンテナーを管理できないかなと思いRancherOSとRancherを使ったら割と便利だったので、ブログに…

Windows Server 2019のS2D評価センターをオープンしました

LenovoのThinkAgile MX Certified Node Hybridを使って、現在Windows Server 2019のS2Dを検証しています。 構築手順書も作成して公開しています。 Windows Server 2019 記憶域スペースダイレクト(S2D) 構築ガイド Windows Server 2019 記憶域スペースダイレ…

JujuでOpenStackを構築して、その上でKubernetesを動かしてみる

JujuでOpenStackを構築して、その上でKubernetesを動かすことができたのでこちらにまとめてみます。 今回の記事の登場人物は次の通りです。 Ubuntu Juju OpenStack RancherOS Rancher 2.x Kubernetes KubernetesはRancher 2でデプロイすることを想定していま…

Windows Server 2019でNested Hyper-Vで記憶域スペースダイレクト(S2D)評価環境を作る

記憶域スペースダイレクトは、ストレージを束ねてクラスターで使うためのWindows Server Datacenter Editionで利用できる機能です。今回、Windows Server 2019 DatacenterでS2Dを評価してみようと思いました。 Nested Hyper-Vな環境でS2Dを試すには、次の情…

話題のk3sを触ってみた

Rancher Labsがまた面白いものを開発していたので、早速k3sを試してみました。 k3s.io 使い方を3行で 対応するアーキテクチャー用のk3sバイナリーをダウンロード k3s server &を実行してちょっと待つ k3s kubectl get noでノードの情報が出てきたら構築完了 …

Kubernetes Ingressを触ってみた

今日はだいぶ前に宿題となっていたKubernetes Ingress機能を使ってみました。 はじめに まず、実際に導入する前に、ここら辺の情報を確認しました。 K8s Ingress(公式) NodePort vs LB vs Ingress Advanced Ingress Configuration JujuでデプロイしたKuberne…

Ubuntu 18.04LTSベースでJuju/MAASを使ってオンプレ環境でKubernetesをデプロイする方法(後編)

後編を進める前に前編を確認してください。 tech.virtualtech.jp Jujuによるアプリケーションのデプロイを実行する前に、JujuとCloud、Model、Charms、Bundleについて理解する必要があります。 詳細はJujuやMAASの公式ドキュメントをご確認いただくとして、…

Ubuntu 18.04LTSベースでJuju/MAASを使ってオンプレ環境でKubernetesをデプロイする方法(前編)

新年、あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 新年一発目は「Ubuntu 18.04LTSベースでJuju/MAASを使ってオンプレ環境でKubernetesをデプロイする方法」について取り上げたいと思います。 前置きは省略して、表題のような環境を…

Kubernetes Podアプリに外部HAProxyでVIPアクセスする

今回はKubernetesのPodでWebサービスを起動した時に、外部HAProxyを使ってVIPでアクセスする方法をまとめたいと思います。 前提条件は次の通りです。 JujuとMAASで構築したKubernetesを想定 nodePortを固定してPodを作成している 外部HAProxyサーバーは固定…

Airshipを試してみた

2018年7月19日の今日は、OpenStackの誕生日だそうです。 Happy Birthday! OpenStackは2010年の今日、米Rackspace HostingとNASAの共同でオープンソースのクラウドソフトウェアを作るプロジェクトであるOpenStackプロジェクトが開始されました。 それから8年…

Kubernetesで永続ストレージを構築するツールのRook 0.8(の開発版)を使う

本ブログで度々話題に上がるRookですが、現在Stableは0.7.1がリリースされており、まもなく大幅に機能強化された0.8がリリースされます。 バージョン0.8では次のページにあるようなダッシュボードが追加されており、別途kubectl createすれば利用可能です。…

Jujuでデプロイするサービスを追加する方法

これまで説明したように、YAMLファイルにデプロイするアプリケーション、サービス同士の繋がり、オプションを設定すれば記述した通りJujuが環境をセットアップしてくれます。Canonicalが提供するUbuntu Jujuは非常に便利なデプロイツールです。 次のYAMLは私…

Spinnakerのパイプラインによる自動デプロイ

前回のエントリでKubernetesクラスタへSpinnakerをデプロイしました。 http://tech.virtualtech.jp/entry/2018/05/23/134107 Spinnakerのパイプラインを使用し、自動デプロイ環境を作成してみます。 筆者: コムシス情報システム株式会社 山本 聡 自動デプロ…