仮想化通信

日本仮想化技術株式会社の公式エンジニアブログ

Kubernetesで名前空間レベルのPod Security Standardsを試してみた

なぜPod Security Standardsが必要なのか Kubernetesは便利なのですが、デフォルト設定のままのKubernetesは良く言えば自由性が高い、(あえて)悪く言えばセキュリティが緩いとよく評価されてしまいます。 Kubernetesのセキュリティを高める手段の手段の一…

MAAS 3.1にアップグレードしたらMAASでKVM VMを作れなくなったが解決できた

MAASを3.0から3.1に変えてしばらく気がついていなかったのですが、KVM VMを作成しようとしたらLXDのバージョンアップを要求されてしまい、そのままではVMの作成ができない問題が発生しました。MAAS Dashboardにエラー表示はされていましたが、rackd.logにも…

VOICEPEAKを使って動画にナレーションをあててみた

VOICEPEAKってなに? 会社のオフィシャルな動画を作る場合など、素人の自分がナレーションをするわけにはいかず、かといってナレーションを外部に依頼するほどコストもかけられないという状況で、皆さんはどうしているでしょうか? そういう時に便利なのがVO…

Echo Show 5を買ってみた

前回自宅のFire HDの使い方をご紹介をしたばかりなのですが、つい先日AmazonタイムセールでEcho Show 5が驚きの4980円(通常8980円)になっていたので、買ってみることにしました。 Fire HDと何が違うの? どちらも画面付きのAlexaといったところで、そこま…

EKS AnywhereをvSphereプロバイダーで利用してみる

Amazon EKS Anywhere は、プライベートのオンプレミス環境でKubernetesクラスターを作成および運用できるようにする、AWS がサポート可能なAmazon EKSのための新しいデプロイオプションです。名前が示すように「どこでも、EKSのような環境を」を目指して開発…

MAASでESXiをベアメタルプロビジョニングする

MAASを色々なベアメタルプロビジョニングに使っているのですが、イメージさえ作ればESXiのデプロイなんかも実行できます。そしてイメージを作るために使われるのがHashicorpの「Packer」、そして「packer-maas」です。 以前、ESXi 6.7 Update 3くらいの時の…

MAASでリリースされたばかりのUbuntu Server 22.04をデプロイしてみた

こちらでニュース記事があるように、Ubuntu 22.04 LTSがリリースされました。 begi.net そこで早速、MAASを使ってデプロイしてみました。 イメージのインポートから MAASのイメージ管理のページはデフォルトでは定期的に新しいイメージをチェックして、イン…

自宅回線の上りがつらかったので踏み台サーバーを立ててみたらリモートワークが快適になりました

リモートワークが馴染んできたのもあって、色々なことをリモートでやろうとして、「あっ、あれができない」...みたいなところではまるっているのが最近良くあります。 昨日もVMware vSphereで動くアプライアンスを動かすために、遠隔で1.5GBという結構大きめ…

Fire HD 8を自宅に迎え入れたので紹介

前々回のAmazonタイムセールでFire HD 8を自宅に迎え入れたのですが、なかなかブログを書くことができず、いきなりですが1ヶ月くらい使った報告になります。 まず、購入した機種はこちらになります。 Amazon.co.jp: Fire HD 8 タブレット ホワイト (8インチH…

Knativeをmicrok8sで触ってみる

Knativeとは Knativeとは、Kubernetes上にサーバレスコンピューティングの基盤を構築する、オープンソースソフトウェアです。 イベントをトリガーにしてコンテナを起動して、負荷に応じコンテナ実行数を自由に増減させるスケーラビリティを提供します。Knati…

MAAS 3.1.0にアップグレードしてみました

MAAS 3.0からMAS 3.1へアップグレードしてみました。 リリースは2021年12月なので、ちょっとだいぶ経ってしまいました。 maas.io MAASとは何か ここで言っているMAASは「Mobility as a Service」の方ではなくて、「Metal as a Service」の方です。 MAASはデ…

Multipassをもう少し深掘り(公開鍵認証編)

前回、Multipassを使って手元の環境でKubernetesを動かすという記事を書きました。 tech.virtualtech.jp 今回は作ったクラスターをログインせずに使えたら便利だよねという小ネタです。 Multipass VMにssh公開鍵認証 MultipassでVMを作るには次のような感じ…

Multipassを使ってサクッとKubernetesを動かす

MultipassはUbuntuを開発・サポートするCanonicalが作成した、クライアントにインストールしてUbuntu VMを簡単にデプロイできるツールです。Windows, macOS, Linuxに対応しています。 以前まではUbuntu VMを作れるツールだったのですが、最近DockerやKuberne…

MicroStackのリリースチャンネルを変更する

MicroStackはOpenStackを手軽にセットアップするツールの一つです。このブログでも何度か取り上げています。 私もMicroStackは日頃からよく使っています。 今回は「一度インストールしたMicroStackのリリースチャンネルを切り替える」という話です。 MicroSt…

Oktetoを触ってみる

とある案件でGitOpsについて調査しており、その調査の中でOktetoという便利なサービスがあったので、ご紹介しようと思います。 Oktetoとは 公式サイトには次のように書かれています。 Make Development Faster(開発をより速くする) Instantly spin up pre-…

OpenStack XenaをJujuでセットアップしてみる

ちょっとOpenStack環境を使ったテストが必要になったので、久しぶりにJujuを使ってOpenStack環境を作ってみました。 こういう場合、最近は数分程度でセットアップできるMicroStackを使うのですが、今回の要件はCinderが必要だったので、 動作実績のあるJuju…

Rancher DesktopでDocker Buildxを使ったマルチアーキテクチャビルドを試してみた

先日、こんな記事を書きました。今回はその続きで、Rancher DesktopでDocker Buildxを使って、イメージのマルチアーキテクチャビルドを試してみます。 tech.virtualtech.jp Rancher DesktopとDocker Desktop Docker Desktop周りのこと Docker DesktopはWindo…

Rancher DesktopがApple M1アーキテクチャに対応したので触ってみた

Rancher DesktopはKubernetes(以降K8s)とコンテナイメージの作成やコンテナでのアプリケーションのテストをできるツールです。この記事を書いている現在はBetaリリースレベルではありますが、Linux、macOS、Windows向けのRancher Desktopが提供されていま…

自らの検証環境でExastro ITAを利用してみた

弊社では、何度も行う作業は自動化しようといった様な暗黙の了解があったりします。私もその意見には賛成で、Ansibleを使った環境構築の自動化について数年前からドキュメントを見たり、実際に試すなどして理解を深めていました。 そして最近、1度しか行わ…

創立15周年に寄せて

日本仮想化技術株式会社は、本日2021年12月26日に創立15周年を迎えました。 2006年の設立は「仮想化技術はこれから重要な技術になるだろう」、「困った時の駆け込み寺が無ければ困る人がいるだろう」という想いだけでした。それが15年も続けて来れたのは、ひ…

Rancher 2.6でGitOpsを試してみた

Rancher 2.6はEnterprise向けの機能が多数追加されると聞いていて気になっていました。特に気になっていたのはContinuous Delivery機能です。 www.suse.com Rancher 2.6以前もRancherを通じて「コンテナでDevOps」のようなことをする方法は用意されていまし…

macOSでPodmanを動かす

Red Hat Forum APAC 2021でPodmanのセッションがあって、Podman machineを使うと、macOSのVM上でPodmanが利用できることを知りました。各セッションはオンデマンド視聴がまだサイトから可能です。 今年の9月時点ではM1 Macでは動かなかったようですが、現在…

Exastro ITAのアップグレードを試す

個人的にExastro IT Automationを使っていたのですが、現在手元で動いているものより新しいバージョンがリリースされていたので、手元の環境をバージョンアップしてみることにしました。 ちなみに現在動いているExastro IT Automationはバージョン1.8.1です…

Exastro ITAでGitソース連携してAnsibleで処理を自動化する

概要 Exastro ITAにはGitソースの更新などと連動して、コード上にあるPlaybookを実行する機能があります。CI/CD for IaCという機能です。 使い方は「Exastro ITA Learn」に掲載された資料に纏まっています。 https://exastro-suite.github.io/it-automation-…

MAAS 3.0でLXD管理ベースのKVMホストをデプロイする

MAASには指定したノードにKVMホスト環境をデプロイ、管理する機能がずいぶん前のバージョンから機能として実装されています。 MAAS 3.0ではVirshベースの管理の他、LXDベースの仮想化ホストのデプロイができるようになっており、Virshベース同様にMAASのDash…

bnx2xドライバーを使うNICが実装されたサーバーにUbuntuをデプロイするとNICが迷子になる問題にハマった

この問題は2021年10月28日現在の情報です。該当のIssueはUbuntu 5.4.0-81 stops bnx2x loading hardware、BCM57800 SRIOV bug causes interfaces to disappear、Kernel 5.11.22-3 Breaks Dell Broadcom 1/10 Gigabit Quad Cardsです。近日中に解決される見通…

CO2濃度をMackerelで可視化する

室内のCO2濃度が高まると、眠気や頭痛など、人体に様々な影響があるようです。 CO2濃度を見える化し、快適な作業環境を整えるため、CO2モニターのEPEA-CO2-NDIR-07を導入してみました。 EPEA-CO2-NDIR-07はUSB経由でシリアル入力を読み取れるようなので、Lin…

システム設定をデジタル化して一元管理するためのオープンソースのフレームワーク「Exastro ITA」を触ってみる

Exastro IT Automationはシステム設定をデジタル化して一元管理するためのオープンソースのフレームワークです。元々はNECが開発したソフトウェアですが、現在はオープンソースで開発されています。 機能は大きく分けて2つで、インフラ構築のための設計書の…

MicroStackで構築したOpenStack環境を外部クライアントからアクセスするには

MicroStackで構築したOpenStack環境を外部クライアントからアクセスする場合、最近のバージョンのMicroStackはOpenStackのエンドポイントをHTTPSで張るため、次のようなSSLエラーが発生してしまいます。 % openstack image list Failed to discover availabl…

デプロイしたMicroStackのUssuriバージョンのパフォーマンス問題があった話

この話題はMicroStackのbetaとedgeが以下のバージョンの頃の情報です。 channels: latest/beta: ussuri 2021-05-01 (233) 405MB - latest/edge: ussuri 2021-09-15 (238) 422MB - MicroStackはよく使うのですが、昨日構築したMicroStackで次のような問題が発…