仮想化通信

日本仮想化技術株式会社の公式エンジニアブログ

kubeadm

KubernetesクラスターでIPv4/IPv6 Dual-stackサポートを有効にする

Kubernetes(正確にはクラスタネットワーク)はデフォルト設定はIPv4のアドレスのみを利用するようです。 とある案件で必要になったため、KubernetesのIPv6周りを調べることにしました。 今回の内容は3回に分けてブログにしようと思います。 内容 Kubernete…

Kubernetes 1.25でデフォルト有効化された「SeccompDefault」機能で「RuntimeDefault」を試してみる

本記事について この記事で書かれている内容はRestrict a Container's Syscalls with seccompをベースにしていました。このドキュメントのうち前半の指定した任意のSeccompプロファイルを使ってPodを作成する機能は1.25でデフォルトで使えるようになった機能…

cri-dockerdを使ってKubernetes 1.24を動かしてみる

Kubernetes 1.24がリリースされ、dockershimコンポーネントが削除されました。 これはKubernetes 1.24以降のバージョンでDockerをランタイムとして使うことができないことを意味します。 ところで、dockershimが削除されることは結構前から告知されていまし…

Ubuntu 22.04でkubeadmでKubernetesクラスターが動かない?

あらすじ Ubuntu 22.04でkubeadmでKubernetesクラスターを作ってみたのですが、[WARNING SystemVerification]: missing optional cgroups: blkioなんていう警告が出ますし、セットアップ後のKubernetesもKubernetes APIの動きがおかしい状況になりました。 …

KubeVirtをマルチノードクラスターで利用する

これまで本ブログではKubeVirtを何回か取り上げてきましたが、今回はマルチノードのKubernetesクラスターでKubeVirtを動かしてみます。 まずKubeadmでKubernetesのマルチノードクラスターを作る KubeVirtをセットアップする前に、公式のドキュメントなどを参…

Ubuntu + CRI-O + Kata Container + K8s 1.17.2 を動かしてみる

Ubuntu + CRI-O + kubeadmでKubernetesな環境は次のような感じで構築できました。 tech.virtualtech.jp 今回はその構成にKata Containerをねじ込みたいと思います。 katacontainers.io 過去にcontainerdベースの構成は試していました。こちらもいずれRuntime…

CentOS 7 / CentOS 8 でCRI-OをKubernetesで使う

前回はUbuntu 18.04でCRI-Oランタイムを使ってKubernetesを構築する流れをまとめました。 tech.virtualtech.jp 今回はCentOS 7の場合をご紹介します。ちなみについでにCentOS 8.1で動かしてみたのでそちらもご紹介します。 [2/18 更新] 余計な手順を削除 基…

UbuntuでCRI-OをKubernetesで使う

UbuntuベースでコンテナーランタイムのCRI-Oをインストールして、kubeadmを使ってKubernetesをデプロイしたときの記録です。 ドキュメントも揃っているし、鼻をほじりながらでもできるのでは?と思っていたら、思っていた以上に大変でした。 [2/18 更新] 余…