仮想化通信

日本仮想化技術株式会社の公式エンジニアブログ

Ubuntu

Minikubeを使ってKubeVirtを試す環境を作ってみる

このブログではKubeVirtについて何度か取り上げていました。 主にkubeadmでクラスターを作って、KubeVirtを導入する手順もご紹介しています。 tech.virtualtech.jp ちなみになぜKubeVirtを頻繁に取り上げるかというと、筆者がKubeVirtに個人的に興味があるか…

Ubuntu 22.04でkubeadmでKubernetesクラスターが動かない?

あらすじ Ubuntu 22.04でkubeadmでKubernetesクラスターを作ってみたのですが、[WARNING SystemVerification]: missing optional cgroups: blkioなんていう警告が出ますし、セットアップ後のKubernetesもKubernetes APIの動きがおかしい状況になりました。 …

MAAS 3.1にアップグレードしたらMAASでKVM VMを作れなくなったが解決できた

MAASを3.0から3.1に変えてしばらく気がついていなかったのですが、KVM VMを作成しようとしたらLXDのバージョンアップを要求されてしまい、そのままではVMの作成ができない問題が発生しました。MAAS Dashboardにエラー表示はされていましたが、rackd.logにも…

MAASでESXiをベアメタルプロビジョニングする

MAASを色々なベアメタルプロビジョニングに使っているのですが、イメージさえ作ればESXiのデプロイなんかも実行できます。そしてイメージを作るために使われるのがHashicorpの「Packer」、そして「packer-maas」です。 以前、ESXi 6.7 Update 3くらいの時の…

MAASでリリースされたばかりのUbuntu Server 22.04をデプロイしてみた

こちらでニュース記事があるように、Ubuntu 22.04 LTSがリリースされました。 begi.net そこで早速、MAASを使ってデプロイしてみました。 イメージのインポートから MAASのイメージ管理のページはデフォルトでは定期的に新しいイメージをチェックして、イン…

Knativeをmicrok8sで触ってみる

Knativeとは Knativeとは、Kubernetes上にサーバレスコンピューティングの基盤を構築する、オープンソースソフトウェアです。 イベントをトリガーにしてコンテナを起動して、負荷に応じコンテナ実行数を自由に増減させるスケーラビリティを提供します。Knati…

MAAS 3.1.0にアップグレードしてみました

MAAS 3.0からMAS 3.1へアップグレードしてみました。 リリースは2021年12月なので、ちょっとだいぶ経ってしまいました。 maas.io MAASとは何か ここで言っているMAASは「Mobility as a Service」の方ではなくて、「Metal as a Service」の方です。 MAASはデ…

Multipassをもう少し深掘り(公開鍵認証編)

前回、Multipassを使って手元の環境でKubernetesを動かすという記事を書きました。 tech.virtualtech.jp 今回は作ったクラスターをログインせずに使えたら便利だよねという小ネタです。 Multipass VMにssh公開鍵認証 MultipassでVMを作るには次のような感じ…

Multipassを使ってサクッとKubernetesを動かす

MultipassはUbuntuを開発・サポートするCanonicalが作成した、クライアントにインストールしてUbuntu VMを簡単にデプロイできるツールです。Windows, macOS, Linuxに対応しています。 以前まではUbuntu VMを作れるツールだったのですが、最近DockerやKuberne…

MicroStackのリリースチャンネルを変更する

MicroStackはOpenStackを手軽にセットアップするツールの一つです。このブログでも何度か取り上げています。 私もMicroStackは日頃からよく使っています。 今回は「一度インストールしたMicroStackのリリースチャンネルを切り替える」という話です。 MicroSt…

OpenStack XenaをJujuでセットアップしてみる

ちょっとOpenStack環境を使ったテストが必要になったので、久しぶりにJujuを使ってOpenStack環境を作ってみました。 こういう場合、最近は数分程度でセットアップできるMicroStackを使うのですが、今回の要件はCinderが必要だったので、 動作実績のあるJuju…

MAAS 3.0でLXD管理ベースのKVMホストをデプロイする

MAASには指定したノードにKVMホスト環境をデプロイ、管理する機能がずいぶん前のバージョンから機能として実装されています。 MAAS 3.0ではVirshベースの管理の他、LXDベースの仮想化ホストのデプロイができるようになっており、Virshベース同様にMAASのDash…

bnx2xドライバーを使うNICが実装されたサーバーにUbuntuをデプロイするとNICが迷子になる問題にハマった

この問題は2021年10月28日現在の情報です。該当のIssueはUbuntu 5.4.0-81 stops bnx2x loading hardware、BCM57800 SRIOV bug causes interfaces to disappear、Kernel 5.11.22-3 Breaks Dell Broadcom 1/10 Gigabit Quad Cardsです。近日中に解決される見通…

CO2濃度をMackerelで可視化する

室内のCO2濃度が高まると、眠気や頭痛など、人体に様々な影響があるようです。 CO2濃度を見える化し、快適な作業環境を整えるため、CO2モニターのEPEA-CO2-NDIR-07を導入してみました。 EPEA-CO2-NDIR-07はUSB経由でシリアル入力を読み取れるようなので、Lin…

MicroStackで構築したOpenStack環境を外部クライアントからアクセスするには

MicroStackで構築したOpenStack環境を外部クライアントからアクセスする場合、最近のバージョンのMicroStackはOpenStackのエンドポイントをHTTPSで張るため、次のようなSSLエラーが発生してしまいます。 % openstack image list Failed to discover availabl…

デプロイしたMicroStackのUssuriバージョンのパフォーマンス問題があった話

この話題はMicroStackのbetaとedgeが以下のバージョンの頃の情報です。 channels: latest/beta: ussuri 2021-05-01 (233) 405MB - latest/edge: ussuri 2021-09-15 (238) 422MB - MicroStackはよく使うのですが、昨日構築したMicroStackで次のような問題が発…

microstackでOpenStack + OVN環境をサクッと動かす

およそ1年半前にmicrostackを使ってOpenStackを1台のサーバーで動かしました。 tech.virtualtech.jp 今回はそのマルチノードを試したいと思います(ちなみに後半に解説する「microstackを物理ネットワークに接続する」流れはシングルノードのmicrostackでも…

Rancher RioをUbuntu + K3sで動かしてみる

Rancher RioはKubernetesのアプリケーションデプロイメントエンジンです。RioはGitベースのアプリケーションデプロイメントを実現するためのツールで、カナリア、A/B、ブルー/グリーンの展開を提供するサービスメッシュソリューションの一つです。内部的にLi…

VMware Flingsに登場したESXi Arm EditionをRaspberry Pi 4 8GB RAMモデルで試す

2年ほど前にイベントのデモとして登場していた、Raspberry Pi(arm)向けのESXiが、いよいよVMware FlingsでTech Previewの位置づけとしてリリースされていたので、早速インストールして触ってみました。 ちなみに、たまたま仕事でVMware Flingsを開いたら昨日…

VMware vSphere環境に立てたUbuntu Server 20.04でmultipathdのログが荒ぶる場合の対処

VMware vSphere環境にUbuntu Server 20.04のVMを構築している最中、syslogを見たくなって開いてみたらmultipathdのログで埋まっていました。数秒ごとに以下のようなログが出力され続けています。 Jul 2 23:59:45 hoge multipathd[757]: sda: failed to get u…

Juju 2.8.0 /Juju Dashboard がリリースされた

Jujuはアプリケーションのデプロイメントツールです。様々なクラウドに対応しており、クラウドと連携することでアプリケーションのデプロイメント、構成管理が可能です。このブログでもJujuは定期的に取り上げています。 最近Jujuのバージョンが2.8に更新さ…

ZabbixでPrometheusメトリックを取り込む

[追記] 記事ではZabbix 4.4を使った流れで解説していますが、Zabbix 5.0 LTSでも同じように設定して動作したので、これから試すならZabbix 5.0で動かした方がいいと思います。サポート期間的にも 前回はKubernetesクラスターをPrometheusとcAdvisorで監視す…

KubernetesクラスターをPrometheusとcAdvisorを使って監視してみる

今回はKubernetesクラスターをPrometheusとcAdvisorで監視してみるのを試してみようと思います。 Kubernetesの監視にPrometheusとGrafanaを使うのはメジャーな方法です。 久しぶりにセットアップしてみたら、Kubernetesのバージョンアップデートに伴って仕様…

Docker Swarm modeを使ってコンテナアプリを展開してみる

[2020/04/20追記] MACアドレスを一部マスクしました。 Dockerは最もポピュラーなコンテナープラットフォームで、多くのユーザーに使われていると思います。 Dockerはアプリケーションの実行を迅速に行えるのがメリットです。万が一サービスに支障があった場…

Ubuntu + CRI-O + Kata Container + K8s 1.17.2 を動かしてみる

Ubuntu + CRI-O + kubeadmでKubernetesな環境は次のような感じで構築できました。 tech.virtualtech.jp 今回はその構成にKata Containerをねじ込みたいと思います。 katacontainers.io 過去にcontainerdベースの構成は試していました。こちらもいずれRuntime…

UbuntuでCRI-OをKubernetesで使う

UbuntuベースでコンテナーランタイムのCRI-Oをインストールして、kubeadmを使ってKubernetesをデプロイしたときの記録です。 ドキュメントも揃っているし、鼻をほじりながらでもできるのでは?と思っていたら、思っていた以上に大変でした。 [2/18 更新] 余…

microstackを使ってOpenStackをAll-in-One構成で使ってみた

microstackはOpenStackをsnapパッケージを使って、ラップトップやx86サーバーなどに展開することができるツールです。公式サイトが用意されています。公式サイトによると、All-in-One構成からマルチノード構成のOpenStack環境をセットアップできるようです。…

microk8sでネットワークポリシーCNIのCiliumを使ってみた

microk8sでネットワークポリシーCNIのCiliumを使ってみました。 CiliumはKubernetes CNIの一つで、導入するとコンテナーでBPFを使うことができます。 Ciliumはスリアムと呼ぶのが一般的だそうです。ちょっと前までクリアムとかシリウムだと思っていました。 …

microk8sでKubernetes Ingressをもう少し触ってみた

以前、こんな記事を書いていました。 tech.virtualtech.jp 今回はmicrok8sでKubernetesを動かしてIngressでURLを発行してみたいと思います。 microk8sはこれまでお伝えしているようにアドオンがいくつかあり、必要なサービスをコマンド一つで有効化できます…

2019年11月版Juju/MAASでOpenStackを構築するときの注意点

最近、ディストリビューションの指定がない場合、OpenStackの構築にはJujuとMAASを使うことが多くなっています。 その理由として、開発がオープンであること、利用に何ら制限がないことがあげられます。 JujuとMAASを組み合わせれば手持ちのサーバーを使って…