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仮想化通信

日本仮想化技術株式会社の公式エンジニアブログ

仮 想 化 通 信 Vol.008 (2010/04/21発行)

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  日本仮想化技術株式会社メールマガジン

      仮  想  化  通  信     Vol.008 (2010/04/21)

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□■ 「OpenFiler」を試す
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仮想化環境の構築とストレージの準備は切っても切り離せない関係にありますが、今
回ご紹介するのはストレージ機能に特化した「OpenFiler」です。

OpenFiler  http://www.openfiler.com/

OpenFilerはLinuxベースのNAS/SANシステムで、無償でダウンロードできます。Webベ
ースの管理ツールから、CIFS/NFSの設定や、iSCSIの設定などができます。

インストールや使い方はWebページに譲るとして、私が試したときに気がついた点を
何点か挙げておきます。

・インストール時に空き領域を残しておかないといけない。自動パーティションで設
  定すると、空き領域が残らないので注意。
・ボリューム管理の部分にやや癖がある。
・LDAPの管理者名はきちんとcn=Manager,dc=example,dc=comという形で書いてあげな
 いといけない。

このあたりに注意すれば、CIFSやNFSiSCSIなどのストレージとして利用できます。
まだ長期的な運用をしていないのでなんとも言えませんが、なかなか面白そうなシス
テムです。レプリケーションもサポートしているようですが、これはDRBDベースなの
かな?とか、興味はつきませんね。
無償で試すことができますので、皆さんも適当な空きPCにインストールして試してみ
て下さい。(宮原)


■□ 
□■ 「仮想化フォーラム2010」 参加レポート的つれづれ
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4月14日(水)に開催された「仮想化フォーラム2010」での特別講演にて講師を務めま
したが、当日は朝イチの基調講演から参加していたので、感想などをいくつか。

まず基調講演は三菱UFJフィナンシャル・グループのグループ内向けクラウドのお話。
講演の3分の2ぐらいが、SaaSで提供しているサービスで利用しているオープンソース
ソフトウェアの話で、あまり仮想化とかクラウドっぽくなかったのはご愛敬。それで
も、かなり色々とOSSを活用されているようです。インフラは仮想ホストにイージェ
ネラ、ストレージに3PARを使っているという贅沢な構成。グループ内での課金がどれ
ぐらいのコストになっているのか気になります。

午後は個別のセッションですが、ユニアデックスさんのお話で盛んに10Gイーサネッ
トのお話をされていました。ただ、まだまだ10Gの普及はコスト面で難しいかなと。
確かに配線とか楽になるんですけどね。

EMCさんのセッションでSymmetrixの話が出て、そういえばヤフオクにSymmetrixが売
りに出ていたことを思い出しました。

http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g75140168
http://page8.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h135384060

多分10年落ちぐらいの機種ですかね。安いので置く場所があれば買いたいですが、
600キロのブツを埼玉で受け取るのはしんどそうです。置く場所も選びそうです。と
いうか、どこが出所ですかね・・。ストレージ側で用意されているシンプロビジョニ
ングの機能、これまでのようにRAWデバイスとして見せるのであれば有用ですが、フ
ァイルシステム上に仮想ディスクを置くようなパターンだとあまり使い出が無いよう
な。無停止追加ができればOKですかね。

今回は全体的に年齢層の高いの方の参加比率が高かったように思います。仮想化も徐
々に一般化してきた証拠でしょうか。(宮原)


■□ 技術部コラム
□■ 「IODATA ETG-DS/US」を使って、USB機器を仮想マシンから利用する
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仮想マシンからUSB機器を使うのは難しいという問題があります。

http://communities.vmware.com/thread/220850

しかし、ドライバやソフトウェアを導入したりする際、USB メモリが仮想マシンで使
えたら便利ですよね。この解決方法として「ネットワーク経由でUSB機器に接続する」
という方法が考えられると思います。

そこで、その方法を調べてみたところ、これを実現する様々な製品が出ているのが分
かりました。その中でも今回は、品切れするほど巷で人気の商品、IODATAの「ETG-DS
/US」を評価してみました。

IODATAの「ETG-DS/US」はドライバと接続クライアントをインストールして後は接続
するだけという簡単操作で、ETG-DS/US本体に接続したUSB機器を仮想環境、実機環境
に関わらず自動で認識してくれました。
設定を変更すれば OS を起動したときに接続済みのUSB機器を自動で認識させることも
可能のようです。

すべてのUSB機器の動作がサポートされているわけではないため、使用する前によく
検証をしたほうが良さそうですが、会社にあるUSB外付けDVDドライブやUSBメモリ、
USB LAN アダプタなどをつなげてみた限りでは、どの機器も特に問題なく使うことが
できました。

「もしや」と思い、試しにUSBマウスをつなげてみたところ、普通に認識されて動作
可能でした(ただ、LAN 経由でマウス操作するとか、だれもやらないと思いますが
...)。

サポート対象OS についても注意が必要で、Windows Server 2008などのサーバー用OS
はメーカーサポート対象外で、64ビット版Windows にいたっては Windows 7のみサポ
ートされている点に注意する必要があります。

ただし、「Windows 7で動くのだから、同ベースの Windows Server 2008 R2でも動く
のでは?」と思い確認してみたところ、メーカーのサポート対象外ではあるものの、
付属のドライバと接続クライアントをインストールする事で特に小細工する必要なく
動作可能のようでした。

この機器の本来の目的の「USB 機器をみんなで共有」するだけでなく、仮想環境で様
々なUSB機器を利用する際に非常に役立ちそうです。

価格は1万円しないものなので、皆さんも電器店の店頭で見つけたらぜひ買ってみて
はいかがでしょうか?(遠山)


■□
□■ あ と が き
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今回の仮想化通信はいかがでしたでしょうか?

今週は1週間遅れての発行となってしまいました。すみません……。
さて、外も暖かくなってきましたね。弊社オフィスはビルの最上階にあるため、太陽
光の熱が天井からオフィス内に届いてきて、すでに室内が暑くなっています。そろそ
ろエアコンの冷房が必要になってきそうです。(大内)

★次回の仮想化通信は4月28日を予定しています。


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