仮想化通信

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SLES11を仮想化ホストとしてインストール

 数日前にSLES11がリリースされました。早速ダウンロードして、インストールして遊んで検証しています。 インストールシナリオ  SLES11では、インストール時に3種類のベースシナリオというものが選べるようです(右図)。物理マシン(or完全仮想化仮想マシン)、(準仮想化)仮想マシンXen仮想化ホストの3種類で、仮想化を意識した選択肢になっているのが分かります。  さて、今回はXen仮想化ホストとしてインストールしてみたお話を紹介します。このオプションでインストールすると、カッコ書きの「デフォルトで設定されないX11」の通り、デフォルトでは本当にCUIだけのサーバになります。シンプルさではVMware ESXとほぼ同じぐらいでしょう。
 インストール時の注意点は、次の2点です。

  • 言語は英語にしておく
      … インストールの環境によっては、インストール後の初期設定画面で文字化けしてしまいます。私の場合は、CD-ROMインストールでは日本語が表示されましたが、ネットワークインストールでは文字化けしてしまいました。設定次第でどうにかなるのかも知れませんが、CUIがメインですので、とりあえず英語にしておけば良いでしょう。
  • インストール後、デフォルトの起動カーネルを手動でXenに書き換える
      … Xenホストとしてインストールしても、ブートローダは通じようのカーネルで立ち上がるようです。ですので、/boot/grub/menu.lstをエディタで開いてデフォルトの起動カーネルXenに変更します。

 インストール後の仮想マシンの管理方法については、SSHの-Xオプションでログインして、virt-managerコマンドを実行すると、SLES11にインストールされたVirtManagerが利用可能です。専用のクライアントをインストールする必要があるVMwareよりも便利だと感じました(Windowsから操作ができない?ですが……)。  Macからも、ご覧のとおりです。

VirtManager on Mac (via SSH -X Option)

 もしくは、GUIが利用できるクライアントを1台用意して、クライアント上のVirtManagerからリモート接続で複数Xenホストを同時に管理するのも良いかも知れません。  以上、ごく簡単にですが、Xen仮想化ホストシナリオでのSLES11インストールメモでした。