仮想化通信

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CentOS(64bit)のXen環境でライブマイグレーション

 「CentOS5.3(64bit)×Xen環境を2台用意して、CentOS5.3(32bit)の仮想マシンをライブマイグレーションさせる」といったことをしたかったのですが、CentOS(というかRedHat)の提供する現在のXen(3.1.2かな)では、なにやらうまくマイグレーションできないようです。ストレージは片方のマシンをNFSサーバにして、もう1台がそれをマウントするシンプルな環境にしましたが、次のメールと同じっぽいトラブルに遭遇しました。

 [Xen-users] live migration fails with device still active

 解決方法についてもう少し探してみたのですが、面白そうな記事(CentOS5.3 + Xen3.3.1 にしてみた)を見つけてしまったので、ちょっと脱線して、Xen3.3.1をインストールして、再度ライブマイグレーションを試してみました。

 すると、今度はライブマイグレーションできるようになりました。ついでにvirt-managerも新しくなって色々高機能化するので、これは便利そうです。

 うーん、公式でもこの問題が解決しますように……。

——おまけ

 上記のXen3.3.1インストールはまっさらな検証環境で行っていたので気付かなかったのですが、既に仮想マシンがある環境でXen3.3.1にしたら、virt-managerの一覧からVM達が消えてしまいました。この場合は「xm new」コマンドで追加してあげれば問題ありません。

# xm new VM

 私の環境(こちらはML115に32bitのCentOS×Xen)では、xm newする時にエラーが出たので、こちら([Xen-users] Import Error after starting "xm new")を参考に、PyXMLパッケージを入れて対処しました。