仮想化通信

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HoloLens雑感

先日開催されたマイクロソフトのイベント「Connect();」の協賛連動企画で、Twitterでリツイートのキャンペーンに参戦し、景品のHoloLensをいただきました。

Microsoft Connect ();2017 - Microsoft Events & Seminars

バタバタしていたのでなかなか触れなかったのですが、やっと開封できたので、雑感を書き残しておこうかと思います。

f:id:tmiyahar:20171130125528j:plain 本体とクリッカー

f:id:tmiyahar:20171130125559j:plain キャリングケース

f:id:tmiyahar:20171130125620j:plain 開封

f:id:tmiyahar:20171130125750j:plain 装着してみた

この手のゴーグルで一番経験があるのはPS VRですが、ケーブルがない分取り回しがいいけど、重さはかなりあります。かなりのフロントヘビー。かつ、ゴーグル部分に傷をつけないようにと注意深く扱わないといけないのがやや難点かな。仕方ないですけどね。

最初はメガネをかけずに使っていたのですが、文字が読めないので仕方なくメガネの上から。でも、フロントヘビーのため、段々とずり下がってきてしまいます。視界からすると、ゴーグル部分の上端が少し黒っぽく見えるので、どうしても視界が遮られる感じに。逆に上に持ち上げていくと、液晶画面部分を少し見下ろすような感じになってしまって、どうも収まりが悪い。ここは上下に縁があるようなゴーグルにして、もう少し視野の安定感を出して欲しいなあと感じたところ。

指のジェスチャーによる操作ですが、なかなか難しい。慣れるまで時間がかかりました。また、スクロールさせる時、速度がかなりセンシティブなので、感度の調整ができるといいですね(多分どこかで設定できるはず)。

基本的な機能を試した後、おすすめされた「Robo Raid」をインストールして遊んでみました。

RoboRaid - 拡張現実 FPS ゲームの誕生 | HoloLens

壁が必要なので、会議室に一人こもって遊んでみましたが、何コレ楽しい。 前面だけでなく、側方にも視点移動ができるし、奥行き立体感もあるのが良いですね。PS VRにも同じようなゲームがありましたが、それに比べるとVR酔いも少ない(乗り物酔いしない私も、さすがに長時間プレイの後は調子が悪くなった)ので、ゲームデバイスとしてはアリな気がしました。

一方で、職業訓練用のシミュレータとしての利用などが考えられているようですが、現時点では視野が狭すぎることや、結局目の前にある程度の実物が必要なことを考えると、今すぐにこのデバイスで、というのは難しそう。むしろ、PC部分は別付けにして、必要最低限の表示情報だけをワイアレスに送信、表示してくれた方が使いやすいような気がしました。これはあくまでSDKで、今後は多分、そういう方向になっていくのでしょうけど。

あと、操作がジェスチャー+クリッカーだけはさすがに厳しい。ゲームパッドのような操作デバイスを有効活用できた方がいいですね。音声認識もあるんですが、「Select」を認識してくれない!?LとRの発音を聞き分けているのでしょうね。ネイティブ日本人には無理です・・