仮想化通信

日本仮想化技術株式会社の公式エンジニアブログ

MicroK8sでPG-Stromコンテナを動かす

今回はMicroK8sでPG-Stromコンテナを動かしてみようと思います。 MicroK8sはこのブログで何度か取り上げたように、Kubernetesクラスターを簡単にセットアップすることができるツールです。 microk8s.io PG-StromはPostgreSQLデータベースの拡張機能です。GPU…

Microk8sのPodでGPUを使う(2023年7月版)

今回のネタは以前同じような記事を書いたので、そのアップデート版です。 次の記事も併せてご覧ください。2019年ごろの記事です。今もだいたい通じます。 tech.virtualtech.jp さて、本題に入る前にそれぞれざっくり説明します。 MicroK8sとは MicroK8sとはU…

PG-StromをUbuntuで使ってみた

注: PG-Strom 5.x以降のバージョンのPG-StromをUbuntuで動かしたい場合は、CUDA 12.2以降のバージョンをインストールしてください。この注を書いた2024/06/14時点ではCUDA 12.5.0が最新版であり、Ubuntu 20.04や22.04は対応していますがUbuntu 24.04は対応し…

PG-StromをAnsible Playbookで環境構築

「PG-Stromのパッケージング化」がお題となったため、去年末くらいに検証したDocker/PodmanといったようなコンテナーでPG-Stromを動かす方法 に次いで、AnsibleでPG-Strom環境構築の自動化する方法について調査することにしました。 今回はRed Hat Enterpris…

PostgreSQLに簡単にラージサイズのテーブルを作る方法

現在取り組んでいる仕事で、かなり大きいサイズのデータベーステーブルを作る必要がありました。正直言ってそれを簡単に作る方法はいくつかあるのですが、テーブルのフィールド(表計算ソフトで言うところのセル)に乱数が入っていたり、aとかbとかcとかいう…

BIツールのTableau DesktopでPG-Stromとつないでみた

Tableau Desktopはビジュアル分析ツールです。 ドラッグ&ドロップ操作でデータをグラフ化してデータの分析をサクッとできる点が魅力です。 CSVファイルやExcelファイルといったようなローカルファイルデータの他、商用版であるTableau Desktopでは様々なデ…

Rosetta for Linuxを触ってみた

Macで動くmacOS 13(Ventura)以降とApple Siliconチップ(執筆時点だとM1やM2)の組み合わせを使うと、「Rosetta for Linux」を使えるようになります。ここでいうRosettaとはApple Siliconチップの上でIntel CPU向けアプリを動かすことが可能なRosetta 2の…